借金返済が最優先
借金も返済したい、でも貯金がないと不安。そんなジレンマに苦しんでいる人は少なくありません。 確かに何かあった時に貯金もない、手元にお金がない状態というのは不安です。 でも、この考えは正しいように見えてそうではありません。
借金をしているというのはマイナスの状態であり、そこにいくら貯金を重ねて行ってもプラスにはなりません。 借金を抱え続けている間、毎月ずっと利子が発生しています。 貯金がマイナスを大きく上回る金額でないとプラスにはなりませんし、実際にはそのように貯金していくのは難しいはずです。 ですから「借金返済をしている時点では貯金は考えない」と思って間違いはありません。
まずは借金返済が最優先です。 いざという時に貯金がないのも困りものですが、借金があるというのはもっと大変です。 一日でもはやく借金の返済を終えることで貯金も出来るようになりますので、借金があるうちは貯めるよりも返すことを考えましょう。
貯金をどうしてもしたい場合は
どうしても不安だ、ちょっとでも貯金したい! そんなふうに思う方は借金返済のことを考慮に入れて、少額の貯金をしてみてはいかがでしょうか? 例えば500円玉貯金などがおすすめです。 おつりなどで500円玉を手にした時は使わないようにして貯金箱に入れていく。 簡単で気軽にできますし、意外と貯まっていくのでとにかく貯金したい人にはピッタリの貯金方法です。
まだ納得できない、どうして貯金をしてはだめなのか?と思う方は一度、お金の計算をおすすめします。 今自分が抱えている借金とその金利負担額、返済し終えるのは何年先のいつ頃になるのかをまず確認します。 その間どれぐらいの利息を払うことになるのかを見てみると、思ったよりも多く払っていることに気付けるのではないでしょうか。
長々と利息を払い続けるよりも、早めに借金返済を終えてしまってからの方が効率よく貯金ができる。 借金の額が多い人ほど言えることです。 まずはマイナスの現状をどうにかすることを一番に考えて、1日でも早く借金返済し終えて貯金をはじめましょう。 その方が、精神的にも楽です。 やはり、借金がある状態だと、その返済の手間も大変ですので心にゆとりを持つことができません。 しっかりと借金を完済してから、貯蓄することを考える様にした方が良いです。
短期で借金返済を終えるには繰り上げ返済が有効です。 繰上げ返済をすることで借金の返済期間を短縮でき、利息支払い分を削減することができます。 繰上げ返済を実現するためには、収入を増やす、あるいは支出を減らすかをしなければなりません。 どちらの方法でも簡単に出来ることではありませんので、やるという強い気持ちが大切になります。 モチベーションを維持するためには借金返済が終わった時に、自分へのご褒美として旅行に出かけるなどの目標を設定すると良いでしょう。 そうすれば、辛い期間があっても頑張ってお金を貯めることができ、そのお金で借金の繰上げ返済をすることができます。
必要に応じて利用するのが賢い利用法
借金と聞くとネガティブなイメージですが、借金=ようはお金を借りることです。 きちんと返済できるという計画があれば、必要に応じて貸してもらうるのも一つの手だと思います。
お金がないといって無理な労働をしてお金をためて身体を壊してしまっても意味がないですしね。 20代の頃、料理の専門学校に通っていて、その学費を一括で納めるときに、20万円を兄から借りることにしました。 これが私にとって人生で初めての借金です。 アルバイトで学費の一括払いは無理だったので、仕方がないので借金で借りることにしました。 アルバイト代が入るたびに少しずつ兄に返済して、半年で全額の借金を返すことができました。
次に借りたときはキャッシングを利用しました。 正直あまり良いイメージをもっておらず、しかもキャッシング利用は初めての利用だったので、ちょっと躊躇しました。 ですが、全体的な印象も明るくシンプルで、安心して借金ができれるなと感じました。
銀行よりも簡単に借りられ、私が持っていたネガティブなイメージとは違うのもでしたので安心して借金することができました。 お金を借りることが癖になって借金地獄に陥るのもいけないですが、どうしても必要なときは利用するのも一つの手段だと思いました。 借金はうまく借りてうまく返済すればまったくネガティブなものではないんだと今では思っています。 現在賃貸に家族で住んでいますが、あと数年したらマイホームの購入を考えていますので、その際にも、その時にあったお金の借り方を利用したいと思っています。 [追記]
計画的な借金返済
今は派遣社員をしていますが、以前は自営業をしていました。 当時は以前に勤めていた会社を辞めて、その退職金を利用して、自分の事業の開業資金にしました。
退職金は開業資金でほとんどなくなってしまい、そのあと事業が軌道に乗ってくるまで借金で資金を確保する必要がありました。 地元の銀行や信用金庫や国民政策金融公庫に融資の相談に行きましたが全て断られてしまいました。 借金をしていかないと経営ができない状態でしたので、なんとかお金を工面することを考えました。
自営業の私でも借り入れをすることができるか悩みましたが、消費者金融の無人契約機コーナーに行きました。 当時はまだ総量規制前でしたので、借り入れはしやすかったと思います。 即日で借り入れをして、運転資金や生活費にしました。
借金が増えてしまいましたが、その時は仕方がないと思いました。 翌月からは返済が始まります。 借金はきちんと返済をしなければならないので、生活が余計に大変になってしまいました。
返済をしては借り入れをするといった生活になってしまいました。 その後、総量規制が始まりましたので、借金をすることができなくなってしまいました。 返済はありますが、事業は上手くいかなく、自己破産をする可能性がありましたので、廃業をして就職活動をしました。
就職先は現在も決まっていませんが、借金返済のために今は派遣社員をしています。 給料は安いのですが、安定してお金が入りますので、計画的に借金の返済ができます。 [追記]
無利息キャッシングが甘かった!
借金は利息がかかるのが当たり前です! 消費者金融だと高金利で一度借りてしまうと借金返済が悲惨なことになりやすいです。
そんなイメージがあったのですが、なんと無利息キャッシングというものを見つけてしまいました。 1ヶ月以内に返せば、まったく利息がかからないのだそうです。 これなら銀行で借りるよりもお得なのでは?と勘違いしていました。
すぐに借金返済をするつもりで10万円、でも1ヶ月後に全額を一括払いなんて絶対にできません。 1ヶ月を過ぎてしまえば当然通常の金利がかかります。 最初が安易に借りてしまっている経緯があるので、ちょっと金欠になればついキャッシングカードで借金をしてお金を借りてしまうのです。
そんな状態で、いつの間にか2年は過ぎていたでしょうか? 計算してみると最初の1ヶ月は無利息でも後から高金利だったので、結局かなりの高額利息を支払っていることに気付きました。 途中で薄々気づいてはいたのですが、借金総額と利息額を考えるのが怖かったので気付かないふりをしていたのかもしれません。 でも払っても払っても減っていかない借金を見過ごすわけには行かず、勇気を出して返済シミュレーションすることにしたのです。
これまでほとんど利息分しか払っていなかったので借金は全然減っていなかったのですが、できるだけ元金も返済するようにすることで次第に減ってきています。 無利息キャッシングといっても期間限定なので、全体を見据えて返済計画を立てるのが大事なのだとひしひし感じました。 [追記]
主婦が買い物依存症から脱出
夫の転勤で引っ越しをし、全く周囲に知り合いがいない状況になりました。 近所でもなかなか友だちができず、孤独感に見舞われる毎日でした。 子供もいませんでしたので、ママ友を作ることもできません。
イライラ、孤独感を感じる度にデパートへ行って買い物をしたり、ネットショッピングをするととてもスッキリしました。 でも物が必要なのではなく、買い物自体が目的になっていたので、家には要らないものが溢れかえっていました。 忘れた頃に届く通販の商品や封を開けていないデパートの商品を見るたび、後悔が襲ってきました。 それでも止められない買い物、これは依存症と呼ばれるもの?
小遣いの範囲では納まらず生活費に手を出し、後は独身時代に作ったクレジットカードがあったのでそれで、借金をしての買い物三昧でした。 当然のことながら借金返済に追われる毎日となりました。 私のおかしな様子、家の中にどんどん増えていく身の丈に合わない高級品にようやく夫が気付きました。 問い詰められ多額の借金を返済中であることを告白、怒られましたがストレスについても理解してくれ、逆に謝られてしまいました。
それから2人で借金返済について話し合い、私はパートに出ることにしました。 私のパート収入分はすべて借金返済に充てて夫の収入内で生活しているので、着実に債務額は減っていっています。 パート先で友だちができ夫も気にかけてくれるようになり、孤独感も減ってきました。 ストレスが減ったせいか、最近では買い物をしたくてたまらない欲求も減ってきており、これ以上借金を増やすことはなさそうです。 [追記]
返済は計画より時間のかかるもの
お金を借りる時は、当たり前ですが何らかの理由があって借り入れをして借金をします。 例を挙げれば、葬儀の香典や友達に海外旅行に誘われた、趣味にしていることで絶対に手に入れたい商品があるなどです。 借金は当然のことながら、他人のお金を借りるという事なので、返済をする必要性があります。 そのため、返済計画を立ててから借金をするという手順を取らなければなりません。
普通の人は、借金返済計画を立て終わると、その計画通りに物事が進むと考えて安堵します。 でも、計画通りに返済が終わることは稀だという事を理解しておきましょう。 その理由は、現在の所得がある状況で、借金をしなければならなかったわけですから、突然の臨時支出があった場合には、借金返済を計画通りに実行できなかったり、もっと悪い状況だと借金の追加融資を受けるということも有り得ます。
毎月、固定額を返済していけば必ずいつかは完済すると誰しも考えるのですが、借り入れ元本が多額の場合は、利息分の支払いだけとなってしまうことがあります。 そうなると、なかなか借金返済を終えることが出来ないという状況になり、追加融資を受けてしまうと、当初の返済計画で立てた完済時期には返済を終えることが出来ないという事になります。 何らかの事情で当初の返済計画通りに完済できないと判断したら、その時点で借金総額を再計算し、返済計画の修正を行う事が大切です。
基本的には、当初の計画の返済期間内には支払いは終えないものとして、借金返済に取り組んだ方が良いです。 借金返済の立案に対して不安な点がある場合や、返済が難しいと感じたら、法テラスなどの法律相談機関を利用してみると良いです。
借金はまとめた方が良い
僕が借金を背負う原因となったのは、僕はやっていた舞台活動のためでした。 大学生の時に、サークルとして舞台クラブを作って運営をしていたのですが、舞台活動は意外とお金が掛かるのです。 本当はバイトをすれば良かったのかもしれませんが、それではサークル活動ができなくなるので、やむなく学生ローンで借金をして資金調達をしました。
1社だけの借入資金だけでは足りなかったので、2社の消費者金融から借金をして借り入れをしました。 1社当たりの借入額は20万円程度なので、2社合わせると40万円の借金となります。 学生でしかもアルバイトをしていなかったので、借金返済は親の仕送りからちょっとずつ返済をしていました。
学生の頃は、毎月の支払いはほとんど利息分だけで借金元本はあまり減りませんでした。 今は、就職をして正社員となったので、毎月安定した収入を得ることが出来ています。 そのため、急ピッチで借金返済を進めています。
現時点では3/4ぐらいの借金を返し終えているので、かなり精神的に楽になりました。 借金をした学生時代を反省すると、若かったこともありかなり無謀な借金をしてしまった事です。 まったく仕事をしていないのにもかかわらず、2社から借りたのですからね。 返済スケジュールをしっかり立てることと、借金は1社からだけにしておくべきだったと思っています。
複数の金融会社から借り入れをしていると、どの会社に幾ら借金があるのか、そしていつ完済するのかという事が分かりづらくなります。 複数からの借入は借金返済の管理が難しいと実感しました。 今は働いているので、学生の時分と比べると返済は楽になりましたが、それでもかなり借金返済を優先させるために生活を切り詰めています。 今は、完済をして早く生活を楽にさせたいと思っています。